転職活動中の茶髪の是非は、自分だけで判断せず戦略的に検討

転職を検討している人は、面接や履歴書に貼る写真を撮るときなどに、「髪の色」をどうしているでしょうか。

新卒の就職活動では、真っ黒が原則だったと思いますが、転職であっても、誰もが真っ黒にしていくべきでしょうか。

現職で茶色い髪が許されている職場であるとか、むしろ「真っ黒の髪」ではあか抜けないということで、少し染めなければいけない仕事に就いている人もいるはずです。

今回は、転職にて面接や履歴書に貼る写真を用意するときの「髪の色」について解説します。

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転職者の髪の色(茶髪)への意見

これから転職活動をして、新たな会社へ面接に行こうとする人たちから、「髪の色」について、以下のような疑問をよく聞きます。

・髪の色は黒が原則とか、別にどっちでもいいとか、色んな意見があって何が本当かわからない

・実際のところどうかな?新卒は真っ黒が原則だったけど、転職者だとあか抜けない人と思われそうだ

・今の仕事がどうしても髪を明るく染める必要がある。そのような事情があったとしても、わざわざ染める必要はあるのか

このように、「茶髪がどのように見られるか」という問題については、意見が分かれるので迷うものです。確かに立場や業種によって意見が違います。

髪の色についての意見とは以下のようなものがあります。

〇肯定的意見:新卒ではないのでOK

肯定的意見には、以下のようなことが挙げられます。

大学生で、新卒で就職活動している人は、ほとんどが真っ黒の髪にしています。

しかし、社会人経験のある人が行う転職では、真っ黒の髪で面接に行くと、少し野暮ったい印象を受けます。

大学生の就職活動者は、その季節になるといたるところで見かけることがあります。

4月になると、あきらかに新入社員的な若い人が、リクルートスーツに身を包み、真っ黒な髪で研修などに参加しているのも見かけます。

これらの人たちは、たしかにフレッシュで新鮮です。しかし、「社会に慣れていない」「頼りない」という印象も強いです。

「スーツは黒で、無地」「髪は黒でなければまずい」というのは、新卒の就職活動に求められるものであり、すでに社会に出ている人の転職活動ではふさわしくありません

そのため、年齢に相応しい清潔なスーツで、髪も「奇抜な印象」でなければ良いのではないでしょうか。

×否定的意見:就職活動は茶髪はNG

一方、否定的意見には以下のようなことが挙げられます。

就職活動をする際は、新卒・転職に限らず、ふさわしい服装や身だしなみというものがあります。

そのため、業種・業界・職種にかかわらず、茶髪は良くありません。

転職活動というのは、応募者の能力・スキルという「商品」を、生涯賃金で計算すると何千万円、何億円という高値で買ってもらうための営業活動です。

そのときの、あなたの髪の色や服装などの見た目は、商品を包む「包装紙」のようなもの。

せっかく性能の良いすばらしい商品であっても、包装紙がダサかったり、品がなかったりすると、その高額商品を買うでしょうか。

茶髪でも特に問題はない、と思う会社もあるかもしれません。また、担当者によって違いもあります。むしろ茶髪の方が都合がいいという業界もあるでしょう。

しかし、就職活動という場所だけは、特別な場所です。

たとえ茶髪が許される会社であっても、就職活動の面接という場面に茶髪で現れる人は、TPOをわきまえることができないのではないか、と不安になります。

茶髪を悪く思う人も、一般企業にはまだたくさんいます。そういった人に悪く思われるリスクは、なるべく取らないほうが無難ではないでしょうか。

転職先の業種・職種によるという考え方

また、転職先の業種・職種によるという意見は以下のようなものです。

一律に、「髪は黒!」ではなく、転職しようとするその会社の「業種」「業界」の雰囲気によって変えたら良いです。

あくまでイメージではありますが、アパレル、ファッション、デザイン、若年層向けの小売業、美容関係の接客業、個人で活動することの多い運送会社などがあります。

こういった業種では、「髪の色が真っ黒でなければならない」という雰囲気ではないと思われます。

むしろ、髪型や髪色などは、流行に合わせて少し明るめで軽い印象の人のほうが、自社に適していると思われるかもしれません。

一方、一般事務職や法人営業職、その会社の主要取引先が一般企業である場合などは、自然な黒に近い人が好まれるのではないでしょうか。

このように、杓子定規的に「面接のときは髪の色は黒!」とせずに、あなたが応募したい会社の業種に合わせて変える必要があるのではないでしょうか。

社会人経験があるのであれば、そういった柔軟さ、臨機応変さというものも必要になってくると思われます。

会社の「顧客」がどう思うか?で判断するという考え方

また、応募予定の会社の「顧客」がどう思うかを考えて、髪の色を検討すべきという意見もあります。

多くの会社が社員の髪の色などの身だしなみについて、「自社のメンバーがどう思うか」ではなくて、「顧客・取引先がどう思うか」を基準にしています。

会社は、その商品やサービスを利用するお客様に嫌われてしまっては、商売ができなくなります。

もし社員に茶髪の人材がいたとして、自社内では「それくらいいいだろう」「髪の色などで、人間性を判断する必要はない」という考え方であるとします。

しかし、取引先のお客様が「髪の色が黒ではない人間は信用ならない」「社会人としてしっかりしていない」という考え方であったらどうでしょうか。

新規の影響先であれば、そのように思われたら顧客にはなってくれないでしょう。さらに、既存のお客様であっても、得意先から離れられると困ります。

そのため、会社が新たに人材を採用するときは、「この人は、当社の顧客に気に入られる人材だろうか」という視点で、あなたを観察しているでしょう。

少しでも、顧客に気に入られないかもしれないという要素を持っていれば、採用を躊躇すると思われます。

そのため、応募したい会社の主なお客様はどのような人たちなのかをしっかり見極める必要もあるでしょう。

その会社のお客様となる人が、若い男女などであれば、茶髪の人材についてあまり悪く思わないはずです。

しかし、その会社のお客様が一般的な法人である場合や、年配の人たちであれば、茶髪の人材は少し違和感を持たれるでしょう。

会社の一員になるということは、あなた自身がその会社の顔になるわけです。そのため、会社の顧客からの視点を持って、考える必要があると思います。

髪色は関係ないという意見

さらに、髪の色は関係がないという意見は以下のようなものです。

髪の色や服装などの、「容姿」で人柄をアピールするのは、小細工のように思う面接官もいます。

それよりも、これまで培ったスキルや、コミュニケーション能力などをしっかり伝えるのが中途採用で応募する人には求められることです。

そのため、奇抜でさえなければ、髪色が多少茶髪であっても、スーツが無地ではなくストライプが入っているなどでなくても構わないと思います。

さらに、「髪の色が黒か茶か」「スーツのデザインはどうか」といったことはとても小さいことです。

見た目が明らかにおかしければ、髪の色が黒くても不採用になるでしょう。

そうではなく、全体的に漂っているその人の「雰囲気」が良ければ、髪の色が黒くなくても採用されるでしょう。

このように、髪の色については、色々な意見があります。

茶髪は珍しくないので、全く気にしないという人もたくさんいます。しかしその反面、茶髪は好ましくないと思う人がいるのも現実です。

転職の専門家に相談する

新卒の時と違って、転職者の髪の色はどうするべきなのかといったことは、簡単なようで難しいものです。

価値観はさまざまであり、人によって意見が違うからです。

さらに、業界によっても、茶髪である方がむしろ受け入れられやすいところがあるのが事実です。

れから応募したい業界に求められる人物像に合わせて、戦略的に自分を演出しなけばいけません

そのため、転職サイトのエージェントに一度相談し、あなたに一番適した髪色を考えるのも一つの方法です。

自分だけの判断ではなく、業界で求められる人物像をアドバイスしてくれ、実際にはどの程度の髪色であれば良く、どこからがアウトなのかといった個別の相談にのってくれます

一般的に言われていることだけを参考にしていてはいけません。新卒のときと同様に、「髪は黒くしておけばOK」というわけではないからです。

さらに、髪色だけではなく、髪型や、その業界に求められる服装のセンスなどもアドバイスしてもらえます。

自分だけで判断せずに専門家に依頼する方が、失敗を防ぐことができます。

事情がある人は事前に伝えておく

また、今の会社に在職中の人は、仕事がら茶髪でなければならない人もいます。

現職が茶髪を推奨しているなか、その合間に転職活動をしなければならず、染める時間がないという事情がある人もいるのではないでしょうか。

そうった事情がある人などは、何が何でも髪を黒く染めて面接に行くというよりも、事前に応募する予定の会社にあなたの事情を話した方が、応募先の企業にも誠意が伝わります

大事なのは、「髪の色が黒い」ということではなく、「人柄が誠実で社会人らしい配慮ができる」ということです。

そのためにも、転職サイト(エージェント)に依頼しておけば、応募先の会社に対して事情を話してもらうことで、あなたの誠意を伝えることができます。

証明写真の髪の色は黒がベスト

面接時の髪の色もそうですが、履歴書に貼る証明写真にも注意が必要です。これも、専門家の意見を聞きながら考えるべきですが、基本的には証明写真に貼るものは、なるべく自然な黒色に写るようにした方が良いと思われます。

履歴書というのは、面接に呼ばれる前の段階で多くの人に見られます。

求人側の担当者が履歴書を回し読みするのが一般的で、その人数は数人から多ければ数十人になることがあります。

会社によっては社長がすべて閲覧しているというところもあります。

上に述べたように、茶髪に対する意見はさまざまです。

あなたの履歴書を見る人の中には、「茶髪で応募する人間は信用できない」という極端な考え方を持つ人がいないとも限りません。

そのため、証明写真にはできるだけ黒い髪に写るようにした方が良いでしょう。

プロの写真屋であれば、たとえ茶髪で撮りにいったとしても、黒髪に補正してくれるところもあります。

現職の事情がある人や、どうしても髪の色を黒くしたくない人は、写真だけは補正をするなどして乗り切ると良いかもしれません。

面接官にはいろんな考え方や価値観を持つ人がいます。

少しでも「好まれない可能性」を避けるのが、利口なやり方ではないか、とは思います。

ただ、どの会社に応募して、どのような人材としてこれから活躍していきたいかを考えて、髪色も含めて「採用される戦略」を考えなければいけません。

一人で考えるよりも専門家と共に相談しながら、最適な髪の色を考えて欲しいと思います。


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