愚痴聞きの副業が最近話題になりましたね。
愚痴聞きのバイトや副業を始めたい人が増えたためか、「愚痴聞きセラピスト資格」というのも見かけましたが……
愚痴聞きの副業をするのに、資格は必要なのでしょうか?
愚痴聞きの副業、バイトに資格は必要ない
結論から言うと、愚痴聞きの副業をする際に、資格が求められることは無いです。
どこで愚痴聞きの副業をするのかにもよるかもしれませんが……そもそも「愚痴聞き」という職業はまだそれほど一般化していないので、求人でもあまり見かけませんからね。
たまに見つけるのが行政の相談員とかですが…その場合でも資格が求められることは無いようです。
また、愚痴聞きの副業をやる場合は、ココナラやタイムチケットなどのプラットフォームに登録することになると思います。
が、ココナラの愚痴聞きを実際やっている人の情報を見てみても、資格をアピールしている人は少なく、資格が無くても精力的に活動している人はいっぱいいるようですね。
愚痴聞きで稼げるか否かは資格に関係がない
愚痴聞きを始めようとしていて、資格が必要なのかな?と考えている人は
- 愚痴聞きの仕事が上手くいくために資格があった方がいいのか?
- 資格があった方が稼げるの?
- 有利なのかな?
というところが気になるのではないでしょうか。
そういう意味で考えると、愚痴聞き副業で稼げる人は、資格があるから稼げているわけではなく、どちらかというと集客が上手いから稼げている、という感じだと思いますね。
これは、ココナラとかタイムチケットなど、お客さんと愚痴聞き屋さんをつなげてくれるプラットフォームを利用するとしても、同じことが言えます。
ココナラなどに愚痴聞き屋として登録したけど、お客さんが回ってくるかどうか(集客できるかどうか)は、わかりませんよね。
ココナラに登録したけどお客さんが来なくて、全然稼げないという人はいっぱいいます。
一方、ココナラで稼げている愚痴聞き屋さんの特徴をあげると
- 専門を絞っている
- サイトのトップページに、目立つように自分をアピールする努力をしている(広告を払っている)
の二つのポイントを押さえているところです。
稼げる愚痴聞き1 専門を絞って集客している
まず、ココナラでもどこでもそうですが、愚痴聞き屋としてうまく行っている人は、どのようなジャンルの愚痴を聞くのかを絞っています。
たとえば夫婦関係の愚痴とか、職場の上司に対する愚痴とか。
恋人からのDVの愚痴、パートナーの浮気の問題、子育ての愚痴など。
「あなたの〇〇の愚痴を聞きます、あなたの〇〇の悩みを解決させます」みたいにアピールしている人は、1分200円以上の結構高額で愚痴聞きの仕事をしているようです。
一方で、「何でも話してください」のように、専門を絞っていない人は、1分100円など低額でやっているし、そもそもこの人に依頼が入っているかどうかわからない感じですね。
実際、専門を絞らず何でも愚痴を聞きます、という形でやっていた人の話を聞いたことがあるのですが、月に1人くらいしかお客さんが来なかったそうです。
それで愚痴聞きの副業なんて稼げないから、と、辞めてしまいました。
ですから愚痴聞きの仕事で稼ぐために大事なのは、誰のどういう愚痴を聞くのか、専門を絞ることと、その専門についてある程度の解決策を知っておいて、お客さんの愚痴を聞くだけではなく、解決策を提案できることだと思います。
そういう力があれば、お客さんに指名されるし、リピーターもつくと思います。
稼げる愚痴聞き2 自分を目立たせる努力をしている(広告を払っている)
ココナラなどのプラットフォームには、多くの愚痴聞き屋さんが副業したくて登録しています。
お客さん(相談者)さんよりも、愚痴聞き屋さんの方が多いのが現状です。
となると、お客さんを奪い合う感じになるわけです。
で、ココナラの「愚痴聞き、悩み相談」のトップページには、愚痴聞き屋さんのページがひしめき合っているのです。
このトップページから漏れてしまうと、お客さんの目に留まらないので、依頼につながりません。
そのため、トップページに自分の紹介文を載せようと、さまざまな努力をしている人がいます。
努力だけではなく、広告費を払ってトップページに表示してもらっている人もいますね。
そうでもしないと依頼が来ない、依頼が来なければ稼げないからです。
愚痴聞きで稼ぐためには資格ではなく集客の技術と努力
というわけで、愚痴聞きの副業で稼ぐためには、資格を取るよりも、集客できる力を養うことの方が大事だと思います。
〇〇カウンセラーとかセラピストとか、そういう資格がある人が稼いでいるわけではなく
- 愚痴を聞いて欲しい人が、「この人は、私の苦しみをわかってくれる人だ」と思うように、専門を絞っている人
- お客さんに見つけてもらいやすい、目立つ場所に自分をアピールしている人
が稼いでいるのが現実です。