無能な上司との付き合い方を学ぶことで転職での市場価値が高まる

どの職場にも、無能な上司がいるはずです。「無能」にはさまざまな種類がありますが、いずれにせよ自分の上司が運悪く無能であった場合、文句を言っているだけでは損です。

せっかく、無能な上司をあてがわれたわけですから、これを機に自分のスキルアップチャレンジとして考えてみてください。

気がついた頃には、自分自身の仕事能力や対人関係力が上がっているかもしれません。

そうすると、いざ転職しようとするときに市場価値が高まっていて有利な転職ができるかもしれません。

今回は、無能な上司との付き合い方を学び、スキルアップする方法を解説します。

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働かない上司

仕事をしないで、一日中PCでネットサーフィンをしていたり、関係のない電話をして雑談している上司。

仕事の調べものをしているようなふりをしてネットを閲覧しているのはバレバレです。

また、取引先や関連会社の誰かに電話をしていて、あたかも仕事のようにふるまっているけれど、内容は完全に雑談で、くっちゃべっているだけです。

暇な会社に多く、またコネ入社(役員や社長の関係者)にもこのような人がいます。

人は悪くないかもしれませんが、仕事ができないため頼られもせず、本当に「いるだけ」の上司です。

何も仕事をしないのに、役職だけはあり、給料も自分より高い。

有休も自在にとり、都合よく休んで本当に楽そうです。

面倒な仕事は全部部下に振ってしまい、自分が判断しなければならないことも「どう思う?意見を出してくれよ」と上司としての責任を放棄します。

このような上司を持つと腹が立つし、理不尽と感じますが、どうしたらよいでしょうか。

簡単な「仕事の相談」をしてみる

このような上司はどこにでもいます。

この人たちは、上司という立場に立たされたはいいけれど、何をしていいかわからないのです。

仕事中にネットサーフィンをするというのも、ある意味気の毒なことです。

仕事の時間中にやることがなくて、困っているから、仕方なくそうしているに違いないからです。

時間が経つことだけを考えて毎日過ごすのも、本当は大変です。

部下に対して、悪いなと思いつつも、何をしていいか本当にわからず、「どう思う?」「やっといてくれる?」「意見くれる?」と部下を頼るしかないのかもしれません。

このように仕事をしない(できない)上司に対して腹を立てて、その人に本当のことを言ってトラブルにするのも大人げないものです。

ダメな人でも上司は上司です。

上司を立て、「上司の困りごとを解決する」という思考をトレーニングするつもりで考えてみましょう。

仕事ができないのを隠すように、仕事をしているフリをしている上司には、「上司として頼ってくれる」という部下を本当にありがたいと感じます。

かといって、難しい相談をされてしまうと、今度は対応できなくて困ってしまいます。

そのため、その上司のできる簡単な仕事の範囲内で、頼れるネタがないか、探してみてください

たとえば、コネを持っている上司であれば「〇〇様へお口添えいただけると助かります」と頼ってみましょう。

あるいは、「〇〇部との調整をしたいのですが、私から申し上げるのは角が立ちますので、できればお願いしたいのですが」など、立場を立てて仕事を依頼しましょう。

世の中には、仕事ができないばかりでなく、いるだけで多大な迷惑をかけるやっかいな上司もいます。

それほどでもなくて、ただ単に仕事をしない(できない)上司なだけであれば、こちらから使ってやるつもりで当たりましょう。

「あの上司は仕事をしないのに、高給を取ってる!」と腹を立てるより、上司の使い道を探して利用したほうが生産的です。

責任感がなく、不正を行う上司

会社全体の利益を考えず、自分の保身のために、不正を行ったりミスを隠したりする上司がいます。

こういう人は、本来与えられた自分の立場に対する責任感がありません。

とにかく自分自身の評価が下がらなければ良い、自分が面倒なことに巻き込まれなければ良いと考えています。

不正やミスを隠し、ばれたら部下や他部門の責任にしてしまう無責任上司は、他の社員にも悪影響を及ぼします。

正しいことをする社員は損をする気持ちになり、会社全体の士気が下がります。

また、「自分さえよければ」という考えの人が上司にいれば、その部下も当然守りに入ります。

あなたの上司にこのような無責任者がいた場合、どのように考えたら良いでしょうか。

「もし自分が責任者なら」の思考を鍛える

本来、このような人を責任者に指名し続ける会社がおかしいのです。

しかし、会社の方針なので仕方がありません。

ただし、このような会社がらみの責任意識のない風潮の中に、あなたも巻き込まれてしまっては、この上司とまったく同じ運命をたどることになります。

このような上司に巡り合ったとしたら、「もし自分が責任者の立場であったらどうするか」という思考を鍛えてください。

今すぐ不正に立ち向かうとか、ミスをひっかぶって責任を取る必要はありません。

ただ、「もしこの上司の立場だったら、どうするのが会社のためになるか」「自分が上司であれば、どうすることが、部下の意識向上に役立つか」と考えましょう。

あなた自身が出世して、正しい管理職になるための、一種のトレーニングだと思って取り組んでください。

そのための反面教師として、無責任上司が近くにいるのだと考えましょう。

いつか会社側が、この無責任上司の行為に気づいて降格させるかもしれません。

そのときこそ、あなたが管理職候補にあがらないといけません。

そのため、それまでの間は、上司の無責任行為をメモしておき、「自分ならどう対応するか」も同時に考えメモしておきましょう。

そうすることで、毎日が、あなたが管理職となり活躍するための貴重なトレーニング期間となります。

そしてもしチャンスがあれば、自分ならこうするというアイディアを実行にうつしてみましょう

今の上司の無責任行為にウンザリしている人は、あなた以外にも必ずいるはずです。

具体的に「こうしたらいい」という案が出せれば、おそらく周囲の人はあなたに賛同するはずです。

無責任上司の不正やミスの隠匿でウンザリしている職場にとって、あなたの前向きな態度は、全社的に注目されると思います。

あなたが「無責任な上司がいる」という問題意識を持っているということは、確実に会社への愛着や、他の社員への責任感を持っているということです。

そのような健全な意欲を持つ人が、正しく評価されないわけはありません。

優秀な人ほど、無責任な上司とぶつかり合う確率が高くなります。

しかし、ここで上司自身が心を入れ替えることを期待してはいけません

それよりも、自分自身の能力を高めて、管理職になることに努力してください。

あるいは、ここで力をつけて、新たな職場でもっと自分らしく力を発揮できるか、試してみるのも良いでしょう。

悪口ばかり言う上司

社内の人や取引先など、関係者の悪口ばかりを言う上司にも困るものです。

「社長は本当にケチだからさ、やってられないよ」

「取引先の〇〇さんは女性にだらしないよ。この前なんてね……」

「〇〇部の〇〇って本当に仕事できない奴でさ。やっぱりゆとり世代ってバカだよね」

このような悪口を年中言っていて、しかもこちらにたいして相槌を求めてこられると、一層困るのではないでしょうか。

うっかり「そうですよね」と返事をしてしまえば、陰口の共謀者になってしまうからです。

悪口は一人では言えないため、こういった上司は悪口仲間を探しています。

手っ取り早いのは身近な部下です。

たいていは、反論せずに大人しく悪口を聞きますし、同調して同じようなレベルの悪口を言ってくれるから、楽しいのでしょう。

こういった悪口好きの上司にうっかり同調しているところを、職場の誰かに目撃されれば、あなた自身が悪口好きの社員と映ってしまうことでしょう。

うなづきも否定もせず、話を切り替える

悪口好きの上司に対して「それは悪口だからやめましょう」と正面切って言える人はまれでしょう。

その上司の人格レベルは低いに違いないため、上司の悪口をやめさせることは相当難しいと思います。

さらに、そういった上司に目をつけられると、今度はあなたが悪口を言われる対象者になってしまい、職場での立場が危うくなります。

悪口好きの上司は、本人の言動は放っておきつつも、上司の悪口に同調しないことだけは心がけるようにしてみましょう

上司から「〇〇って奴は本当に〇〇だよね?そう思わない?」といわれても、肯定も否定もせず「そうですか、私にはよくわかりません、あまり存じません」で言葉を濁してしまいましょう。

そして、「ところで、前回お出ししました報告ですが、ご確認いただいたところで一度相談したいことが……」など、仕事の話に切り替えてしまいましょう。

周りの人は察しが良いものです。

悪口好きの上司からの問いかけを上手に聞き流していることを知れば、周りも同じような方法を使うようになります。

他人の陰口をいつも言っている上司は不愉快なもので、誰もがやめてほしいと感じているはずです。

それに耳を貸さず、華麗に話を切り替えるあなたは、周囲からの好印象を得られます。

思いつきで指示する無計画上司

気まぐれな経営者や、畑違いの部門から異動してきたばかりの人に多いのが、思いつきで次々とわけのわからない指示をする無計画な上司です。

新しいアイディアが浮かぶたびに「あれをやろう」「これをしよう」と次々に部下に指示します。

しかし、前回指示した内容を忘れているし、社内で誰がどのような仕事をしているのか把握していないため、指示された方は大変です。

これらの上司は、自分の発想力の豊かさに自信をもっています。

さらに強いリーダーシップへの憧れを併せ持っています。

そのため、口ばかりはもっともらしく「現状維持は衰退だ」「常に斬新であれ」「ノンストップ経営をしていれば朝令暮改は当たり前」と豪語します。

しかし、その目的ははっきりしておらず、たいていは何かの思いつきです。

ビジネス雑誌に載っていたから、流行っているから、どこかのコンサルタントが言っていたから、などです。

上司本人の信念がないのが透けて見えるため、周りの部下はため息交じりに「まただ……」と黙るのみです。

現場はわけがわからず振り回される社員が多く、モチベーションも下がっています。そんなときは、どうしたら良いでしょうか。

不安と焦りを理解して「真の目的」を推察する

こういった上司に対して

「恐れ入りますが、前回の指示と矛盾しております。さらに、前回のご指示通り実行しているため、今回のご命令を実行する余力を残している社員はおりません」

と、面と向かって苦言を呈することができたら、どれほどすっきりするでしょうか。

しかし、できればそれは止めておいて、まずはこの無計画上司がなぜ思いつきの指示を次々と繰り返すのか、その真の目的を推察するようにしてみましょう

無計画な指示を出す上司は、単に計画力が無く無能であるというだけで、悪気があるわけではありません。

彼らなりに、会社が少しでも良くなるように考えているのです。

その裏の心理には、「売り上げが下がったらどうしよう」「自分はリーダーなのだから、きちんと方策を考えないといけない」「新たなアイディアを取り入れていかないと、ビジネスチャンスを逃してしまう」といったような、不安や焦りがあります。

無計画に指示を出す上司の、心の奥にある不安と焦りを理解して、「それを解決するためには、この方法はいかがですか?」と提案してみましょう。

指示に振り回されて、不満を持ちながら従うよりも

「そのご指示には、〇〇したいという目的がおありではないですか?それならば、今回の指示よりも、〇〇という方法の方が、より効率よく達成できるように感じますが」

と、まともで現実的な案を、あなたの方から提案してみてください。

無能上司はトレーニング機器と捉えること

無能な上司の下に配属されるというのは、確かに辛いものです。

レベルの高い上司に配属された同僚よりも、スキルアップもできないし、馬鹿げた指示をされて振り回されたり低俗な悪口につき合わされたりして、職業人生を無駄にしているように感じるものです。

しかし、考え方次第で、無能上司が身近にいるからこそ、得られるものもあるはずです。

上に述べたように、無能上司の心の奥にはどのような不安があるか。無能上司の人間性をフォローするためにできることは何か。

そのように考えて動く癖をつけると、あなた自身のビジネススキルはとても伸びるに違いありません

有能な上司の下で働くというのも、スキルアップになります。

しかし、無能上司の下でしか養うことができない技術もあります

無能上司に代わって、仕事を配分するスキル。

計画的に考えて仕事を割り振るスキル。

先手を打って上司が何をして欲しいのかを推察するスキル。

上司という立場の人が、何を不安に感じ、何を焦っているのかを理解するスキル。

これらは、どこへいっても役に立つ能力です。

今無能な上司に苦しんでいる人は、上司のことを社会人力をアップさせるトレーニング機器であると考え、日々一生懸命トレーニングにいそしんでください。

あまりにも無能上司の下で働くことに違和感を持ち始めたら、転職や異動などを考えましょう。

その場合であっても、上司の下で培った能力は必ず活きてきます。


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