転職で受からない人の4つの共通点と、気持ちの切り替え方

多くの人は、転職活動をしているのに、書類審査や面接で受からないと、この取り組みをいつまで続ければいいのだろうと辛い気持ちになると思います。

そんなときは、一通り今までのことを反省し、そのあとは気持ちを切り替えないといけません

反省と気持ちの切り替えをしないまま、転職活動を続けていても受からないままです。上手くいかないと焦ってしまい、希望していた条件ではないところに決めてしまうことにもなりかねません。

転職活動を一生懸命しているのに、何度受けても落ちてしまう人には、4つの共通点があります。

もしあなたが共通点に当てはまるのであれば改善をしましょう。そして、「過去は過去」と気持ちを切り替えて、転職活動を乗り越えましょう。

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受からない人の4つの共通点

採用面接を担当する面接官の立場から見ると「受からない転職希望者」には4つの共通点があります。

1)志望動機が弱い

2)「他罰」「他責」発言が目立ってしまい、人柄が敬遠される

3)第一印象が良くない

4)面接で「会話のキャッチボール」ができない

まずは、この4つの共通点があなた自身に当てはまらないか振り返ってみましょう。

志望動機が弱い

転職してやりたいことやなりたいイメージがないままに、何となく転職しようとしている人に多い特徴です。

どの会社でも、面接では「なぜ当社を志望されたのですか」「他社と違うところはどこでしょうか」といった質問をされるはずです。

この質問に対して、あなたの志望動機が弱いものであるとしたら、ありがちな答えしかできないはずです。採用側の面接官も、そのあたりは非常に敏感です。

何社も応募している人だと、志望動機が似てくることがあります。

同じ業種、同じ職種を希望していればなおさら、「前回の会社で言ったことと同じことを言っている」という自分に気づいたりするものです。

もっとひどい人になると、職務経歴書や履歴書などの応募資料を使いまわしているケースがあります。

また、履歴書を何枚も書くのは面倒だからか、一部分がコピーされているようなものも見られます。

こういった書類レベルでの不備は、一発で「この人の志望動機は弱いし、仕事を任せられる人格ではない」と判断されてしまいます。

あなたが応募する会社で、何をやりたいですか。5年後にはどうなっていたいですか。あなた自身がイメージできなければ、到底会社側の面接官には伝わりません。

応募する会社一社ごとに、その会社で活躍している自分を思い描いて応募書類を作成し、面接の準備をしましょう。

面倒ですが、「思い入れ」があるかないかは必ず伝わります。

「他罰」「他責」発言をしてしまう

転職面接で受からない人のもう一つの特徴が、「他罰」「他責」の発言があることです。

「他罰」「他責」の発言とは、問題が起こったときの原因を、自分以外の「他」に求めることをいいます。例えば以下のような発言は他罰・他責発言といえます。

転職を考えているのは、今の職場ではどれだけ頑張っても評価されるしくみがないからです。(認められないのは会社のせい)

とにかく残業時間が長く、体調を壊してしまいました。ブラック企業並みの労働時間なのに産業医面談もありませんでした。残業手当も少なく、生活に支障が出てしまい退職いたしました。(体調不良はすべて会社のせい)

このように、問題が起こったときに「自分の責任ではなく、他に責任がある」という発言をしてしまうと、「自社に入社しても、会社に不満を持ったり人間関係を上手く構築できなかったりして問題を起こす人物かもしれない」と疑われるのです。

採用面接官を担当したことがある人は共通して、この「他罰発言」を嫌います

前職を悪く言うのは厳禁である、ということは知っていると思います。

しかし、気を付けないとうっかり「他罰・他責」発言をしてしまうことがありますから気を付けるようにしましょう。

原因が実際「他」にあったとしても、そこから何を学んだか、自分なりに対処できることをどう行ってきたかもプラスして述べるようにします。

例えば下記のようにします。

とにかく残業時間が長く、体調を壊してしまいました。そのころの私は、仕事の優先順位をあいまいにしていました。(事情もあるが自分も反省)

さらに要領よく残業時間の管理をしたり、業務内容について上司と相談したりすることも大切であったと思います。

そういった管理ができていれば体調を壊すまで無理をすることもなかったであろうと反省しています。(学びと反省)

今では、時間の管理や、体調管理も大切な業務の一つだと考えています。(次は失敗しない)

このように、過去の出来事の責任を「他」だけではなく「自分」にも求め、学びや次は失敗しないことを示すことができれば、「他罰・他責」傾向がある人とは思われません。

第一印象が良くない

また、何社受けても受からない人の共通点として、「第一印象が良くない」という共通点もあります。第一印象とは、見た目、ビジネスマナーをはじめとする態度などのことです。

採用担当の面接官は、人を見るプロと言われています。

しかし実際には、面接に慣れていて人を深く判断できる人というのは少ないのです。

とくに、一次面接(複数回行う面接のうち、最初の面接)を担当する面接官は、まだ経験が浅い人もいます

このような採用側の面接官に「なぜ採用面接で、応募者を落としたか」という質問をすると、以下のようにあいまいな答えが返ってくることが非常に多いのです。

「はっきりした理由はないが、何となく印象が良くない」「感じが良くない」「うつむき加減で暗く見えた」「やる気が感じられない」「清潔そうではなかった」

これらは、すべて見た目や態度、話し方などの印象から、面接官が個人的な主観で感じたものです。

このように、第一印象が良くないから落としたという事例は、応募者が想像するよりもたくさんあるということを認識しておかなければなりません

今一度ビジネスマナーの復習をしましょう。

スーツが寄れていたりシャツにしわが入ったりしていませんか。髪は清潔にカットされていますか。メイクが濃すぎたり薄すぎたりしませんか。

話し方にも注意しましょう。

採用面接官側に悪印象を与える話し方をしていると、第一印象が不利になります。例えば以下のような話し方ではないか、まず自己チェックしてみましょう。

「キツい話し方」「早口で、せっかちに聞こえる」「舌がまわらず、滑舌が悪い」「モゴモゴして何を言っているかよくわからない」「声が小さくて自信がなさそう」「○○でぇ~、○○っすからぁ~など、語尾にだらしなさが感じられる」

見た目や態度、話し方などは自分ではなかなか気づきません。

転職支援をしてくれるキャリアコンサルタントに指摘してもらったり、友人に意見をもらったりしましょう。

誰でも耳の痛いことは聞きたくないものです。しかし、第一印象が良くないなどの理由で貴重な機会を逃しているとしたら、とてももったいないです。勇気を出して改善できるように頑張りましょう。

面接で会話のキャッチボールができない

四つ目の共通点が、面接で会話のキャッチボールができないことです。

採用側の担当面接官に、応募者を落とした理由を聞くと、第一印象の悪さと同じ程度に上がってくる理由に以下のようなものがあります。

「話が長くて、ずっと一人で話していた」「質問の意図と違うことを答える」「要点が何かわからない」

このように採用側の面接官に思わせてしまう原因は、会話のキャッチボールができていないということです。

会話のキャッチボールができない人は、好印象を与えることができないのです。

面接官から「手短にお願いできますか」「要するに○○ということですか?」という指摘を受けたことがあれば、そのときのあなたは会話のキャッチボールができていなかったと思われます。

会話のキャッチボールとは、キャッチボールをするときのボールの動きのように話すテクニックということです。

まず、面接官の質問に1分以内に回答し、次の質問をしてもらえるような「余韻」を残し回答を終えます。そして一旦面接官に質問をしたりコメントをしたりする機会を与えます。

そしてさらに面接官から次の質問が出たら、同じく1分以内に、次の質問をしてもらえるような余韻を残して回答を終え、相手に話す機会を与えるのです。

例えば以下のような形になります。

(応募者)私が○○という業務に志望したのは、前職で○○という経験をし、大変感動したことがあるからです。 (質問をうながし回答を終える)

(面接官)大変感動したこととはどのようなことですか? (質問をする)

(応募者)はい。前職で○○のときに○○○○があり、○○○でした。(感動の出来事)

そのため、御社の○○業務に共通点があるため、大変興味を持ちました。しかし、今の私には一つだけ不安なことがあります。 (質問をうながし回答を終える)

(面接官)不安なこととは何ですか?(質問をする)

(応募者)はい。私は○○という業務は未経験です。さらに年齢も28歳と若干高めです。一つお聞きしたいのですが、御社には私の年齢で未経験からのチャレンジをした人はいらっしゃいますか。(面接官に話す機会を与える)

(面接官)もちろん、いますよ。実は私も未経験からのチャレンジをした者です。(面接官が答える)

(応募者)そうですか。安心しました。(以後会話が続く) 

このように、面接官に質問を挟ませたり、話したりする機会を与えながら会話のキャッチボールをしたほうが、断然好感度が高まるのです。

話の内容も頭に残りやすく、疑問点があれば質問ができるため、面接官もストレスを感じません。

面接で何度も落ちてしまうという人は、相手がいることを忘れずに「会話」を心がけて面接を受けるようにしましょう。

気持ちを切り替えて再スタートする

転職活動をしているのに受からない場合は、今までのことを振り返って反省する必要があります。

前に述べた通り、受からない理由を探し一通り反省・改善をしましょう。

しかしそれが済んだら、今度は気持ちを切り替えて、前向きにスタートしましょう。

全人格否定されたと思わないこと

転職をしようと多くの会社に応募しても受からないと、まるで自分が否定されたような気持ちになることでしょう。

せっかく一生懸命書いた履歴書や職務経歴書が通過せずに一次面接にも呼ばれないと、がっかりするものです。

しかし、人としてのあなたをすべて否定されたわけではありません

採用側の担当者はあなたの一部分しか見ていません。そして、相手が求める人物像との違いがあっただけです。全人格を否定されたと思うのはやめましょう。

悪循環にはまっているときは気分転換

転職活動をしている人の中には、数社受けても採用されない人がいます。

ときには、数十社応募しているというのに、書類審査でいつも受からずに不採用になってしまい一次面接にまで到達できないという人もいます。

最初は、転職スケジュールは3か月程度と見込んで3か月程度の生活資金を用意していたものの、なかなか内定が出ず生活費が底をついてしまったという例も聞かれます。

そのように、思った通りに転職活動が進まないと誰でも焦ります。

自分には能力がないのではないか、あるいは社会から見放されているのではないか、と思い込むこともあります。

自分が嫌になり、モチベーションが下がるのも当然です。

そのように、気持ちが下がり自己嫌悪に陥っていると、次に新しい会社に応募する際も「どうせダメだろうな」と感じます。

どうせダメだろう、という意識で応募しようとすると、その会社のことを研究する気持ちにも熱が入りません。

履歴書や職務経歴書の記入も、ルーティンワークになります。不思議と、あなたのその低いモチベーションと自信のなさが、書類に表れてしまいます

あなたが「どうせダメだろうけど、募集している会社があるから、とりあえず受けてみた」という状態になっているとしたら、その熱意のなさは必ず相手企業に伝わってしまうのです。

このような転職活動は、いくら続けていても、良い結果につながることはありません。「不採用」「自信喪失」「駄目だとは思うが再度チャレンジ」「やはり不採用」「自信喪失」……。

このような負のスパイラルに巻き込まれてしまっているときは、思い切って気分転換をするなど「気持ちの切り替え」を行わなければいけません

昔の友人に会いにいったり、本を読んだりして、一旦「活動」から気持ちをそらしましょう。

これから出会う会社はあなたの過去を知らない

たとえばあなたの転職活動が失敗つづきで、100社応募したのに100社から不採用の通知を受けているとします。

しかし、これから応募する企業の採用担当者は、あなたの過去の不採用歴を一切知りません。もちろん、正直に転職活動状況をすべて話す必要などありません。

それなのに、あなたが過去の失敗を引きずって暗い顔をしていたら「この人は、何か嫌な経験をしている人だな」「暗くて、あまり溌溂と働いてくれなさそうな印象だな」と思われてしまいます。

これから応募しようと思っている会社があるのなら、過去の不採用歴を一切忘れてしまいましょう。不採用続きだとしても、誰も詮索しません。

気にしているのはあなただけです。

気持ちの切り替えができたら、再度応募企業を研究

過去を断ち切り気持ちの切り替えができたら、再度、これから応募する会社を前向きな気持ちで研究しましょう。

「またダメかも」とは一切思わないように気をつけます。

また、これから何社応募するにしても、毎回必ず第一志望のつもりで履歴書や職務経歴書を書いてください。

今から応募する会社だからこそ、絶対に入社したいというプラスの意識で臨むことで、あなたの熱意が相手に必ず伝わるからです。

この会社が第一志望だとあなたが心から思えば、企業研究にも熱が入ります。応募企業が求めている人材像がイメージできてくるはずです。

そこに、あなたの過去の経験と共通するところを当てはめて、職務経歴書や面接で強調するのです。

その際、勤務条件や求められるスキルに対して「自分には無理だ」「経験したことがない」「その労働条件は嫌だ」など、最初から駄目と決めつけるのはもったいないことです。

求められるスキルが不足していたとしても、履歴書や面接の場面で「現在学んでいる」「これから自習していく」など、未経験であってもチャレンジする意欲はアピールできるはずです。

さらに勤務条件面であっても、あなたの側で譲歩できることも見つけられるかもしれません。小さい子どもがいるから、残業は絶対に無理とあきらめてしまわず、「保育園に交渉してみよう」「週に数回は残業できるよう家族の協力を得よう」など検討する余地があるはずです。

何もかもに譲歩して、無難な転職先に落ち着くのが良いといっているのではありません。

あなたの気持ちの前向きさややる気、新しい会社での希望などの明るい感情が、応募する会社に必ず伝わるために、転職活動の悪循環から抜け出すことができるということです。

一社一社に対しこのようなプラスの感情を持ちながら応募活動ができれば、必ずあなたの満足できる転職先が見つかるはずです。


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