転職したら次こそ長続きさせたいときの考え方

転職活動や実際に転職するにあたって不安になることの一つに「次の仕事は続くだろうか…」というものがあります。

転職を繰り返すことはできれば避けたいのは当然でしょう。

転職は今より良い環境に身を置きたいと考えてのことなので、次の職場が自分にとってベストになればという思いで転職するはずです。

転職を繰り返さずに長続きさせるには、自分にとって仕事とは何なのかという「とらえ方」が大切です。

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仕事をどうとらえるか

仕事を長続きさせるには、仕事を楽しめるかどうかということがとても大事です。

どれだけ素晴らしい職業であっても、自分にとって何も楽しめることがないというのは苦痛な時間でしょう。

職業も多様化している現代、自分に合っているものや興味を持てるかどうかを職業を選ぶ基準にすることは決して贅沢ではないと言えます。

しかし、楽しみといっても人それぞれ価値観も違いますので、何を楽しみとするかによります。

アメリカの心理学者で人間性心理学の第一人者であるアブラハム・マズロー氏はその人それぞれである価値観を5段階に分け、各々の段階で欲するものを明確にした「欲求5段階説(欲求のピラミッド)」を唱えました。

マズローによる欲求5段階説

マズロー氏によると、人間の欲求は以下の5段階に分かれ、その欲求が満たされると更に高次元の欲求を満たそうと人は行動するということです。

職場・仕事においてどういった事柄になるのかと併せて記していきます。

第一階層「生理的欲求」

一番低層の欲求です。食欲や睡眠といった、生きていくための基本的で本能的な欲求です。

これを仕事に置き換えると、最低限の賃金で衣食住をまかなえる状態といえるでしょう。

第二階層「安全欲求」

危険を回避し、安全に暮らしたいという欲求です。

職場に雇用保険や福利厚生の充実を求めることがこれにあたります。

第三階層「社会的欲求(帰属欲求とも)」

集団に身を置き、仲間を作ることを欲するものです。

仕事であれば気の合う同僚と苦楽をともにしながら仲良く頑張りたい、といったところです。

第四階層「承認欲求」

集団の中で認められたり優れていたい、尊敬されたいといった欲求を示します。

成績を上げて表彰される、責任者へと昇格するといった向上したいという欲求です。

第五階層「自己実現欲求」

自らの能力を最大限に生かし、「こうありたい」と願う理想に向けて努力する欲求です。

会社に貢献するため、自分から企画・立案しそれを実行していくといった推進力の源になります。

第一、 第二階層までを低次の欲求とし、それが満たされると第三以降の高次の欲求と呼ばれます。

高次の欲求が満たされないと、人は社会の中で取り残されたように孤独や不安を感じやすくなります

あなたは、自分が今いる状況ではどのような欲求を抱いているでしょうか。

何か一つのこと(仕事)を成し続けるには、この欲求の次元を少しずつ高めていくことが大切です。

しかし、多くの人がそれに気づかず、一つの欲求が満たされたと同時に満足してしまいモチベーションを落としてしまいます。

バーンアウト症候群とも言えるでしょう。

職場に求めるものが何なのかをはっきりさせる

階層ごとに意識は違いますが、共通するのは「欲求の階層を上げることを意識すると仕事を長続きさせやすい」ということです。

人は何も意味や理由なしにはモチベーションが長続きしないものです。

自分が求めているものをハッキリと自覚し、それを手にした後に燃え尽きてしまわないよう常に更に上を求めることを意識しておくことで仕事へのモチベーションを持ち続けられるのです。

第二階層までの意識の人であれば、すぐには仕事に対しての情熱を持つことはあまりないでしょう。

欲求の次元を高めることが大事とはいえ、人ぞれぞれ価値観はありますので、無理に仕事に対する向上心を持つことは難しいものです。

その場合はプライベートの充実を図ることが仕事にいい影響を与えます。

たとえば、生活水準を上げたり趣味を極めるなどといったことです。

オーガニック食材にこだわってみたりインテリアをお気に入りのブランドの最高ランクに統一したり、趣味であれば道具をとことんコレクションしてみてはどうでしょうか。

もちろんすぐには出来ないものが出てくると思いますがそこが重要です。

それを「自分へのご褒美」とすれば、仕事を頑張る源泉にできるのです。

もちろん収入が増えて購入できるようになるということもありますが、「最低〇年勤続したら買う」といった仕事を続ける目標に絡めることもできます。

小さいころ、早起きが苦手なのに遠足の日は楽しみですんなり起きてしまった経験がある人は多いでしょう。

人は、他者から「やりなさい」と押し付けられたことにはモチベーションは起こりませんが、自分が楽しみにしていること(=趣味)には容易にモチベ―ションが沸き、そして続きやすいのです。

欲しいものや理想の生活を写真などで常に見られる位置に置いておくのも効果的です。

仕事に対してやる気を出すというよりも、「これがあるから頑張れる」というものを作っておくのです

この階層にいる人は安全安定を求めるものの、それ以上は「自分には無理だ」と考えている傾向がありますが、小さな成功体験を積み上げると同時に欲求の階層が徐々に上がっていくこともあります。

第三階層を求める帰属欲求の高い人は、同僚との人間関係だけでなく仕事において尊敬できる先輩や上司との人間関係を意識して高めると良いでしょう。

そうすることで、同僚にはない仕事術を無意識に学ぶことができて仕事そのものが楽しめる可能性が更に上がります。

第四階層に居る人は、仕事そのものは楽しんでいる場合が多いのですがどうしても人からの評価が基準になってしまいがちです。

また、何かを達成したあとやり切った気持ちになりバーンアウトになりやすいことにも注意が必要です。

質とスピードを上げることにも注視して仕事をしていけばおのずと新しい目標はどんどんと生まれますので目先の目標だけにとらわれないようにしましょう。

欲求を追及し続けることで成長し続ける

第五階層にすでに達している人であれば、仕事に大きな意義を持っている場合が多いでしょう。

モチベーションそのものが落ちることはほとんどなく、自己を律しながら仕事ができるはずです。

しかし、責任感も強くプレッシャーも引き受けてしまいますので、ストレス管理にしっかり気を配りましょう。

そして実はマズロー氏は、ごく少数の人ではありますがこの自己実現欲求を叶えたあとは更なる欲求を持つことを提唱しました。

それが「社会貢献欲求」です。

京セラの創業者である稲森和夫氏は、屈指の経営者として知られています。

稲森氏は2009年、その手腕を買われてJALの経営再建にあたっていますが、その際にJALからは報酬を受け取っていないそうです。

これがまさに「社会貢献」として、氏がこれまでに得てきた経営においての才能を、自分のためではなく社会のために使ったといえます。

そしてこのことが広く世に知れ渡れば、結果として新たな信頼を生み、新しい仕事をもたらすことにもつながるでしょう。

もしも欲求が自己実現の段階で止まっていれば、これほど有名な話にはならなかったはずです。

極端な例ではありますが、自分が成長し続けることで周りからの評価、信頼を得ることになり、そうすることで新しい仕事ややりがいも舞い込んでくるものです。

転職をする人は少なからず、今よりも良くなりたい、更に飛躍したいと考えているはずです。

もっと嫌な思いをしたい、という人はいませんよね。

心機一転頑張るのであれば、まずは今の自分の状態や欲求を客観的に、冷静に見つめなおしましょう

そして転機とともにワンランク自分のレベルを上げるつもりで、成長し続ける気持ちを持てば必ず新天地で良い環境に恵まれ、気持ち良く仕事をし続けることができます。


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