攻撃的なパワハラ上司や先輩の心理を理解して対処する方法

パワハラ上司や、厳しい先輩などの攻撃に苦しんでいる人もいると思います。

このような人は、なぜ攻撃するのでしょうか。攻撃的な人とはどのような人なのでしょうか。

それを知ることによって、適切な対処が出来るかもしれません。今回は、攻撃的な人を理解して対処する方法について解説します。

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攻撃的な人の心理的特徴

パワハラに近い攻撃をしてくる上司や、ひどい怒声を浴びせてくる先輩は、どの会社にもいるものです。

これらの人は、どうしてあのように攻撃的なのでしょうか。

これらの人の特徴をまず理解しておくと、対処しやすくなるかもしれません。

他人は自分よりも劣っていることを証明したい

人は皆、自分は他の人より優れていると考えたいと思っています。

そして、このような気持ちは、特に競争社会に於いて見られます。

特に日本の教育の仕組みは偏差値、受験や、学歴といったものによって、幼少期からランク付けられてきました。

このような雰囲気の中で私たちが育ってくる中、どうしても、「周りの子たちよりも優れた存在でありたい」と、考えて育ってしまうのです。

そしてそれが、いじめのような攻撃的な言動に、子供たちを駆り立てることがあります。

ある調査では、日本人の小学生と外国人の小学生を比較したところ、日本の小学生は、外国の小学生よりも攻撃的な性格が強かったと言う結果が見られたそうです。

当然、会社の中こそ、学校以上に競争の原理が働いているのです。

そして、最近になると、学校と同じようにいじめがよく起こっています。職場いじめと言われるようなものです。

私たちは、自分が他の人よりも優れていると言うことを、実感したいと考えていますが、そのためには努力をする必要があります。

しかしその努力ができない人は、「他人は自分よりも劣っている」ということを証明すれば、簡単に人よりも優れていると感じることができます。

攻撃的な人というのは、会社などの競争の中で、自分が他の人より優れていると思いたいために、自分の立場を使って、人を自分より劣っていると何とかして証明しようとしているということです。

むやみに攻撃的な上司は、部下の能力をおとしめる発言をすることによって、自分が優れていると実感しようとしているのです。

攻撃的な発言で後輩をいじめる先輩は、後輩の能力をおとしめる、自分が優れていると実感しようとしているわけです。

野心が強く、負けず嫌いで、上昇したい

攻撃的な人と言うのは、上に述べたように、人よりも優れていたいと強く感じている人です。

競争社会において、野心が強く、負けたくないと考えています。常に上昇していたいという向上心の旺盛な人も多いものです。

このような特徴は、本来見習うべきものです。

実際に、攻撃的な上司や先輩の中には、企業の中では大変な実績をあげていたり、どんどん出世する人も多く見られます。

これだけであれば全く問題はありません。

順調に出世したり、明らかに周りの人よりも能力が高いことが認められていたりすれば、これらの人が攻撃的になる事はありません。

一方、このように野心が強く負けず嫌いの人が、攻撃的になってしまうときというの、周りの人との差がないと本人が感じている時です。

人の能力は、一部の天才的な人を除けば、誰の能力も、それほど大きく差はありません。

特に企業であれば、例えば一流企業には、優秀な人が集まるものですし、中小企業には中程度の人が集まるというように、ひとつの組織内では社員同士の能力の差がそれほど開かないのです。

このような組織の中では、社員同士が、どんぐりの背比べを始めることになります。

その環境に置かれると、元々負けず嫌いな人は、「優れていない」ということに過敏になってしまいます。

「自分は他の社員より優れている」「あいつは自分より劣っている」ということを証明しようと、そちらのほうに努力してしまうのです。

攻撃的な人から身を守る方法

今攻撃的な人が職場にいて苦しんでいるなら、これらの人の心理的背景を把握して、このような人から身を守る方法を考えていきましょう。

職場にいる攻撃な的な人というのは、学校にいた頃の「いじめっ子」と似たような特徴があることを意識しておきましょう

いじめっ子は、弱い子供をいじめます。反撃できない気弱なタイプの子や何らかの劣等感を持った子をいじめていたはずです。

あなたはできるだけ職場の中では、いじめられっ子でいてはいけません。

弱みを見せない、逃げない

攻撃的な人に、「なんだこれは、どうなってるんだ」などと大きな声で怒鳴られたとします。

あなたはそのような時、どうしていますか。

このように攻撃されたら、思わず下を向いてしまったり、黙り込んでしまうことでしょう。

しかし、できれば相手から顔を背けないようにしましょう

相手が攻撃をしてきても、怒り狂っている相手の顔を正面から見られるように、頑張ってください。

というのは、顔を背けたり、下を向いたりすることは、相手に降伏したと思われてしまうのです。弱みを見せ、逃げていると思われるのです。

弱みを見せると、相手はますます攻撃をしてきます。それが攻撃的な人の習性です。いじめっ子と同じです。

相手の顔に、正面から向かって、相手の目を見つめ、相手が何を言っているのかよく聞き取りましょう。

とても怖いと思いますが、頑張ってください。それが、あなたのためになります。

「イメージの保護膜」をかぶる

上司や先輩からの攻撃がどうしても怖くて、正面から目を見られない人もいることでしょう。

そのような場合は、「イメージの保護膜」をかぶるようにしてみましょう。

これは、見えないカバーのようなものが、あなたの周りをしっかり保護してくれると、心の中でイメージすることです。

馬鹿らしい方法かもしれませんが、このようなイメージの保護膜をかぶっていると、守られているという安心感から、少し冷静に物事を見ることができるようになります。

たとえイメージであっても、怖い人との間に防御壁があり、なんとなく自分が守られているように感じます。

そして、「この攻撃に、いちいちビクビクする必要は無い」と、気持ちが強くなります。

もし余裕があれば、攻撃的な人の表情をじっくり眺めたり、その人が言っている内容を分析したりしてみましょう。

そうすると、言っている内容に矛盾があって、反撃する余地が見つかるかもしれません。

あるいは、本当に自分が悪いのであれば、きちんとそのことについて謝ることができます。

曖昧な態度、煮え切らない返事をしない

攻撃的な素質を持つ人は、もともと負けず嫌いで、せっかちで、イライラしやすい人が多いものです。

そのような人は、攻撃する対象に、曖昧な人や煮え切らない人、のんびりした人を選びます。ちょうど、ジャイアンがのび太をいじめるようなものです。

そのため攻撃的な上司や先輩が、あなたに何かたずねてきたりしたときは、曖昧な返事をしてはいけません

できるだけ、はっきりした返事をしましょう。

それが断る返事であったり、「できなかった」「わからない」といった返事であっても、ハキハキと答えるだけでずいぶん違います。

声の大きさも、とても大切です。声が小さい人や、先の細い人は、意識して大きな声を出すようにしましょう。

攻撃的な人に対しては、多少こちらが威圧的な態度をとっても構わないのです。

むしろ、「こちらの方にも強い意見がある」とか、「いざとなったらこちらも強い態度に出るんだぞ」といった態度の方が、身を守ることにつながります。

目線の高さを合わせる

また、攻撃をしてくる人となるべく目線を同じ高さに合わせるようにしましょう。

もしあなたが座っていて、上司や先輩が立っているのであれば、あなたは立ち上がって少しでもあなたの上司や先輩と目線が近くなるようにしなければなりません。

繰り返しますが、攻撃的な人は、立場の弱い人や、態度が弱い人を狙ってきます。

そのためなるべく大きさ、高さなどを相手に合わせて、「簡単には攻撃されないぞ」という態度を示さなければいけないのです。

体格が大きい人は、どんどんその大きさを利用しましょう。

小柄な人こそ、目線をなるべく近くに合わせるようにしてください。しっかり背筋を伸ばし、顎を引きましょう。卑屈な態度をとっていけません。

理不尽には勇気を持って「意見」する

攻撃的な人は単に大声で怒鳴り散らすのではなく、卑劣な方法で攻撃してくる人もいます。

例えば、会議中にあなたの意見だけを無視するとか、必要な連絡をあなたにだけ回さないといったようなことです。

そのようにしておいて、「なぜ〇〇しないのだ?」「聞いていなかったのか、このマヌケ」などと、後から攻撃してくるのです。

このような卑劣な攻撃に対して、いつまでも泣き寝入りしていると、この攻撃が終わることはありません。

繰り返しますが、我慢しているだけで、攻撃が止みません。攻撃する人は、弱い人を狙うからです。

そのため、業務上のこのような卑劣な攻撃をされた場合は、勇気を出してどこかで意見を言わないと、身を守ることはできません

相手の言いなりになったり、泣き寝入りしたりすると、相手に負けを認めることになります。一旦負けを認めると、相手は必ずエスカレートします。

そのため、いじめともいえる卑劣な攻撃には、勇気を持って意見しましょう。

例えば大事な会議であなたの意見を無視された場合は、「ぜひ私の意見も聞いてください。この会議のために、精一杯考えてまいりました。私にもチャンスをいただきたいと思います」と言ってみましょう。

あるいは、大事な情報を自分にだけ回されなかった場合は、「お言葉ですが、私はその情報をお聞きしておりません」と事実をしっかり伝えます。

勇気が要ると思います。簡単にはできないかもしれません。たとえ今は勇気が出なくて行動に移せなくても、「いつか意見してやろう」と心に誓ってください。

第三者にその態度を見せる

攻撃的な上司や先輩に対して、勇気を持って意見を述べるときは、できるだけ第三者がいる場面を選びましょう

あなたのその勇気や誠実な態度、正しい意見は、第三者に聞かせましょう。

職場の他の人の中には、あなたがいじめられ攻撃されていることを、密かに心配したり同情したりしてくれている人がいるはずです。

そのような人の前で、正しく意見を述べる態度を見せることにより、攻撃者も、考えを改めることがあります。

集団の中で、どうしても攻撃の対象になってしまっている人は、実は、その組織内での力関係が弱く、周りからも軽んじられていることがあるからです。

そのため第三者の前で、毅然な態度をとり、「力が弱くない、必要とあれば正しい意見が言える強い人間である」と示しましょう

次第に、組織内であなたの力が少しずつ強くなってきます。それが結果的に、攻撃者のいじめを防ぐことになることがあります。

攻撃的な人に対し、秘密を作らない

攻撃的な上司や先輩は、自分の「敵」と思える人には厳しく攻撃を仕掛けます。

しかし、一旦心を許し、味方だと思わせると非常に面倒見の良い上司になることもあります。

ヤクザや、暴走族みたいな人たちも、自分の味方にはとても親身に面倒を見たりする人がいますが、それと同じです。

攻撃的にあなたをいじめてくる人は、今のところあなたのことを「簡単につぶすことができる敵」だと思っているのかもしれません。

そのため敵とみなされないように、一番良い方法は、攻撃的な人に秘密を作らないことです。

あなたが知っていることや、考えていることをを、上司からよくわかるようにしておきましょう。

攻撃的になる人は、ある意味疑い深く、小心なものです。

そのため、何を考えているかわからないような相手や自分を嫌っていると思われる人に対して、攻撃を仕掛けて、優位に立ちたいと思ってしまうのです。

あなたが自分にとって良からぬことを企んでいると受け取ることがあるかもしれないので、必ず、上司や先輩には、「報告・連絡・相談」を徹底しましょう。

さらに、新しいことをする時は、必ず上司の判断を仰いでください。今の仕事の方向考える時も上司や先輩に必ず聞くようにしましょう。

「自分は従順な部下だ」「自分は、先輩を頼りにしている従順な後輩だ」ということを、常にアピールしてください。

卑屈になったり、弱みを見せる必要はありません。しかし、従順である、指示に従う、敵ではないと言うことをアピールすることが同時に必要になってきます。

あえて、頼る

攻撃的な人の多くは、基本的に行動力があり、向上心が旺盛な人が多いです。そして、慣れた人間や、頼ってくる人間には、兄貴分姉御肌に接することも多いのです。

そのような力を、あなたの方からあえて頼るようにしてみましょう

このように攻撃的な人も、頼られると悪い気がしないものです。

もちろん、もう既に頼ることができないほど関係が悪化してしまっていたり、「人をあてにするな」などと言われてしまっている人であれば仕方がありません。

しかし、そこまでにはなっていないのであれば、上司や先輩の力を借りたいですといった形で懐に飛び込むようにしてみましょう。

攻撃が止まないなら職場を変える準備をする

攻撃的な上司や先輩の背景心理を理解してある程度の対策をすれば、少しずつ攻撃から身を守ることができるかもしれません。

しかし、どうしても攻撃をやめない人もいるのが事実です。

あなたが勇気を持って毅然な態度をとり、頼ったりホウレンソウを徹底しているのに、相手が全く変わらないのであれば、いつまでもその上司に気に入られるように努力する必要はありません。

そういった人は、人格障害を持っている可能性もあります。

そのような人は、本来部下指導ができる人ではないのです。そのような人材を管理職に据え付けている会社側にも、問題があるのかもしれません。

人を攻撃して、職場の環境を見出している人を放置している今の職場に見切りをつけて、職場を変えることも考えてみましょう

しかし、辛いからといって逃げるように辞めないようにしましょう。

転職活動は、在職中に行った方が有利です。すぐに退職せず、まずは転職サイト(エージェント)を活用しながら、あなたに合った職場を探してみましょう。

今現在、攻撃的な上司や先輩との人間関係に悩んでいることを相談すれば、次はどのような職場に転職するのが最適であるか、助言してもらえます。

攻撃的な上司や先輩への対策を講じることは大事ですが、どうしても相性が合わない場合は、その職場にとどまることにこだわってはいけません。

攻撃的な上司や先輩の対策と並行して、他に良い職場が見つかるように、活動を進めてください。


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