パワハラ上司など「職場の感情的な人」との付き合い方

パワハラ上司や怖い先輩など、すぐに怒ったりイライラしていたりする「感情的」な人が職場にいると、辛いものです。

職場でなければ無視すればいいのですが、社会人である以上、苦手な人であっても付き合わなければいけません。

思わずやってしまいがちなのは、感情的である「相手」を変ようとしてしまうことです。

しかし、相手を変えることはできません。あなたの側が譲歩して、感情的な人と上手く付き合っていく必要があります。今回は感情的な人の特徴と付き合い方について解説します。

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感情的な人と付き合うには

感情的な人を、一度よく観察してみてください。

このタイプの人はいつも怒って感情的になっているわけではありません。

むしろ、怒っているかと思えば急に笑ったり、とても悲しそうにしていたりします。感情的な人とは、「感情の起伏が激しい人」ともいえます。

中には心の病気を持っていて、情緒不安定の状態にある人もいます。

いずれにせよ、感情の起伏が激しい人は、自己中心的に見えますし扱い辛いものです。

そのため、会社などの組織では、周りから白い目で見られ、嫌われていることも多いでしょう。

こういった人があなたの職場にいると、とても困ると思います。

上司や先輩であればなおさら、コミニュケーションをとることが難しいですし、気を使ってしまって毎日がへとへとになるのではないでしょうか。

このような感情的な人、情緒不安定な人と付き合っていくには、いくつかのコツがあります。

感情的な人には小さな声でゆっくり話す

感情的になりやすい人には、こちらが気をつけて、小さな声でゆっくり話すようにしましょう。

あなた自身が冷静になれるからです。また、相手にも冷静さを取り戻すことができます。

感情的な上司や先輩のペースに巻き込まれてしまうと、どうしてもあなたも高い声で早口で喋ってしまうのではないでしょうか。

そうなると、お互いに感情が高ぶって、どんどんエスカレートしていきます。

まずは、相手の気持ちを沈めるためにも、小さな声でゆっくり話すようにしてください

感情的な人の中には、実は心が敏感で小心な人もいます。そういった人は、相手の声が高かったり大きかったりすると、不安になります。

不安になると、その不安を打ち消すために、わざと強がったり相手を威嚇したりすることがあります。

そのため、感情的な人を前にしたときは、できるだけ不安がらせず、「敵ではない」という印象を与えるように、小さな声でゆっくり話すことです。

機嫌のいい時を見つける

感情的な人には、必ず「機嫌のいい時」があります。もし、あなたの上司がとても感情的な人であれば、上司の機嫌の良い時を見つけて、その時に話した方が良いでしょう。

機嫌の悪い時に企画書を出したり相談したりすると、その完成度や中身に関係なく、否定され、怒られます。

要するにタイミングが悪いのです。いくら感情的な人で怒ってばかりいる人でも、いつもいつも怒っているわけではありません。

むしろ、感情的な人というのは、感情の起伏が激しいというだけで、機嫌のいい時はとてもにこやかで明るい人もいるものです。

人間誰しも気分のいい時と悪い時がありますが、感情的な人というのは、そのアップダウンが激しいということです。それを理解して、機嫌のいい時を見つけましょう。

そのためには、「どのような時に機嫌がいいのか」を把握しておく必要があります。

これは、よく観察してみると結構パターンがあるということに気づくものです。

例えばある感情的な上司は、経営幹部の会議から帰ってきたときは、とても機嫌が悪くなっているそうです。

またある女性の上司は、事務所にじっとしていなければならず、事務作業が多い日に機嫌が悪くなるそうです。

またある上司は、午前中は機嫌が悪く、昼を過ぎると機嫌が良くなってきます。

このように、人それぞれ一日のうちで機嫌のいい時と悪い時のパターンがあるのです。

また、機嫌が良い時には、特定の行動をする人もいます。急に饒舌になって、女性の社員といろいろ冗談を言い合う人もいます。逆に、機嫌が悪いとタバコを吸ったり、眉間にシワが出たりする人もいます。

こういった「機嫌の良しあしから出てくる行動面」というのは、身近でよく観察していると、結構見つかるものです。

そういった癖を発見できれば、あとは機嫌が良い時を見計らって、声をかけたり、企画書を持っていったりすればいいのです。

時間を置く

感情的な人は、前に述べた通り、感情の起伏が激しい人です。

いつでもどこでも感情的というわけではなく、何かのきっかけで感情が高ぶると、本人の理性以上に高ぶってしまうために、それをコントロールすることができない状態になってしまうのです。

そのため、例えば相談などをしているときに怒り始めた場合は、コントロールができるあなたの方が、「また出直してきますまたその時にまたご相談に乗ってください」とひとこと断り、その場を離れましょう

そして、時間が経ってお互いに冷静になってから、「先程の件ですが、今お時間よろしいですか」と、話してください。

相手が怒りやまずに食い下がってきても、一緒にヒートアップしてはいけません。

とにかくまずはその場所、その空間から距離を置くようにしましょう。

納得のいかないことであっても、一旦は「すみません、少し考える時間を頂けますか」などと謝るなりして、その場を離れ、時間を置きましょう。

悔しいですが、あなたのためです。

要するに、上司の機嫌が良くなり冷静になるまで距離を置くと言うことです。

そうしないと、ついつい上司と言い合いになったり、あなたも感情的になり怒ってしまい、それが上司に伝わり、またまた上司の気分もヒートアップするのです。

衝突してしまうよりは、失礼であっても距離を置いて、時間をおいた方が良いです。

あなたの仕事は、上司に納得してもらうことではなく、仕事での成果を出すことです。

そのためには、その場をとりつくろって上司に媚びを売り、言いなりになるのもいけません。

仕事での「最善の方法」を見つけるのがあなたの仕事です。

時間が経てば、相手の機嫌も良くなることがあります。その時までじっと待ちましょう。

子どもと同じような「裏の感情」に配慮する

感情的な人は、ただ感情的に怒ったりするだけで、何に対して怒っているのか、どうして怒っているのか、誰にも説明しません。

そのため、こちらは何を怒られているのかわからないものです。

例えば、あなたが提出した報告書に対して、上司が怒り始め、あなたに対し厳しい叱責をしてきたとします。

報告書の内容が、明らかにいつも以上の出来であって、怒られる理由がない場合は、確実に別の原因があって怒っています。

そんなときに、あなたが「この報告書のどこがいけませんでしたか」「いつも以上の内容にしておりますが」などと、正面から向き合おうとすると失敗します。

なぜかというと、この場合報告書の内容に怒っているのではなくて、「裏の感情」が刺激されて怒っているからです。

感情的な人には、表側には見えない「裏の感情」というものが必ずあります。感情的な人の裏の感情とは、「子どもと同じような感情」と理解しておけばまず間違いありません

つまり、「さみしい」「つまらない」「悔しい」「面倒くさい」などです。

こういった子どもみたいな「裏の感情」がどこかで刺激されていて感情的になっているだけです。

そのため、議論すべきは「報告書の内容」ではありません。この場合原因ははっきりはわかりませんが、感情的になっているときの「裏の感情」を推察するようにしながら、正面から対決せずに一時的に距離を取りましょう。

そして、相手がどのような種類の「裏の感情」を持っているかを日頃から観察するようにしましょう。

そのためには、難しいかもしれませんが、日頃からコミュニケーションを密にすることです。

色々な雑談をしていると、その感情的な人の「裏の感情」が見えてきます。

たとえば、褒めると喜ぶとか、面倒くさい仕事が回ってくるとイライラするとか、実は寂しがり屋で頼ると機嫌が良くなる、などです。

一度、相手を「子ども」として観察してみましょう。その人が持つ「裏の感情」が理解できると、怒るポイントが見えてくるようになります。

相談に乗る、理解する

感情的な人が、怒ったり落ち込んだりしているような時は、そのようになる理由があるわけです。

そして、子どものような「裏の感情」を心に秘めていることが多いです。

そのため、日頃は、たとえ部下であってもあなたが親やカウンセラーのように、相談に乗るようにしましょう。感情的な人の「裏の感情」を理解して、支えるのです。

そうすると、その人との関係が劇的に良くなります。

たとえ上司であっても、「少し元気がないですね、何かおありでしたか?」「ご家庭ではどうですか?」などと水を向けると、感情的な人と言うのは気持ちを発散したいために、いろいろなことを話してくれます。

すると、仕事がうまくはかどっていないとか、誰かに苛立っているとか、会社の人間関係で落ち込んでいるとか、家庭でうまくいってないとか、いろいろなことを聞くことができます。

感情的な人というのはそういった悩みを抱えているのに、感情をうまくコントロールできない状態でいるのです。そのせいで、ちょっとしたことで怒ったりするのです。

「何か悩み事がありますか」「私にできることがありますか、相談に乗らせてください」などと、優しく話しかけてあげてください。

胸にたまった感情を思い切って吐き出すと、その人は意外にも優しい人になるかもしれません。人が感情的になるのは、その人なりに苦しんでいることがあるからです。

気分転換の援助をする

感情的な人はなぜ感情的になるかというと、悩みや苦しみをうまく発散できないからです。

普通の人は、うまく気分転換をして、心の中の欲求不満を発散するものです。

しかし感情的な人は、そういった気分転換の仕方が上手くありません。

どんどん不満を心の中に溜め込んで鬱積していくのです。そして、それがある時爆発して、周りに迷惑をかけるほど怒ることになるのです。

また、感情的な人は、物事がいつもうまくいっていないと、気に食わないという人も多いものです。

普通は、仕事も家庭生活も、うまくいかないことがあるのが当然です。

うまくいかなくても、「仕方がない」と諦めることが、普通の人にはできます。

しかし感情的な人は、自分の思い通りに物事が運ばないと、「おかしい」と思うのです。仕事は、いつも自分の思い通りにいくのが当たり前だと思い込んでいるからです。

感情的な人というのは、欲求不満状態の人です。そういった特性を理解して、助け船を出してあげましょう

例えば、たまには冗談を言って笑わせるのも一つの方法でしょう。笑いはストレス発散にとてもいいからです。

また、あえて愚痴をこぼしてもらうように水を向けてみましょう。

人の悪口は嫌なものですが、こういった人にとって悪口を言うのは本当にすっきりするようです。

心のモヤモヤが晴れる手伝いをすることで、ガス抜きができると、感情的な人の「暴発」を防ぐことができます。さらに、あなたに対して好意的な印象を持ってもらえるでしょう。

「苦手!」の意識をなくすと、相手にも伝わる

感情的な人と付き合っていてとても難しいのは、相手が感情的であるとこちらも感情的になってしまうことです。

ある心理学者は実験を行って、人が相手に見せ、あるいは聞かせる「好意的な言葉」が、相手にどのような影響を与えるかと言うことを調べました。

すると、好意的な態度を見せた相手は、やはりその相手も好意的な印象を持ってくれることが多いという結果が得られました。

これは「好意の返報性」という有名な心の法則です。

この「好意の返報性」は、好意に限りません。悪意や反発にも「返報性」があることがわかっています。

そのため、相手に好かれたいと思うなら、まず自分が好きにならなければならないわけです。

さらに、相手が嫌いだ、苦手だ、と思っていれば、返報性の法則によって相手からも「こいつは嫌いだ」「苦手だ」と思われてしまいます。

身近な事例を見ていると、実際にそのようなことがあるのではないでしょうか。あなたがいいなと思う人からは同じように好意的にされているはずです。

逆に、反感を持つ人からは、何となく冷たく扱われているのではないですか。

他の人を見ていても、そのような傾向を見て取れるはずです。

感情的な人に接すると、返報性の法則によって、自分も感情的になります。そして、自分が感情的になれば、また返報性によって相手もますます感情的に……。

何も意識していないと、こういった悪循環に巻き込まれてしまいます。だからこそ、感情的な上司や先輩、同僚がいるのであれば、「返報性に巻き込まれないこと」を意識してください。

具体的には、無理やりにでも冷静になることです。まずは我慢すること。

言い返したくなるのをぐっとこらえて、まずは「好意的な態度」を装ってみましょう。

そうすることによって、「返報性の法則」が上手く回り始めると、相手も少しずつあなたに好意的な態度を見せるようになってきます。

職場では感情的になったら負け

とても優秀な人が、感情的な上司とのトラブルでやめてしまったりすることがあります。

こういったことを聞くと、非常に残念に思います。

たった1人の感情的な上司のせいで大切な仕事を失ってしまうからです。

仕事において、人間関係をとても大事な要素です。しかしそれはあくまで二次的であり、一番大事なのは、仕事を成功させることや、それによってあなた自身の人生が明るく楽しくなっていくことではないでしょうか。

几帳面で真面目な人こそ、感情的な上司には、上手く対応できないことが多いようです。

物事を筋を通して考える人は、なぜ怒るかわからない気分屋な上司がいると動揺し、同じように感情的になってしまうからです。

感情的な人に巻き込まれて自分も感情的なってしまい、人生の大事なチャンスを奪われるなど本当にもったいないことです。感動的な人に対してこそ、自分のために冷静になって、一番良い対策を考えましょう。

感情的な人の付き合いが最も大事なのが冷静さを保つことです。

突然怒鳴られたり感情的になられたらいい気持ちになる人がいません。しかし、職場においては、感情的になったほうが負けと心得ましょう。

これが、感情的な人と付き合う基本原則です。

改善できない場合は職場を変える

感情的な人と上手く付き合うには、ある程度のコツがあります。

あなたの方が、出来る限りの対策をして相手と良い関係を築くことができれば良いのですが、中には異常なほど感情の起伏が激しい人もいます。

それらの人は、人格障害を持っていたり、精神障害であったりして本来ならばその人は職場に適応できるはずのない人なのです。

しかし、こういった人が職場にのさばっていて、会社側も是正しようとしない職場は、通常の社員が長く居続けられる環境ではありません。

努力をしても改善が見られない場合や、会社側に相談して距離を置かせてもらうよう依頼しても、何も変化が見られないのであれば、あなた自身が精神疾患に罹ってしまう可能性もゼロではありません。

そのため、ひどく感情的な人に悩んでいて行き詰まりを感じているのであれば、職場を変えることも考えてみましょう。

それでも、感情的な人に振り回されて、勢いで辞めてしまってはいけません

転職活動は、在職中に行った方が有利です。感情的な人と付き合いながら、冷静に次の手を考えてください。

以前は在職中に転職活動をすることは、難しかったのですが、現在ではとても敷居が低くなっています。

一人で活動するには、ハローワークに足を運んで求人情報を見たり、日中に転職先の企業へ電話連絡などをしなければならず、在職中の人が活動することは困難でした。

ましてや会社に感情的な人がいると、見つかったときにどのような扱いをされるかわかりません。

しかし、転職サイト(エージェント)に依頼すれば、あなたの希望を聞いて応募できる会社をピックアップしてくれます。

また、転職活動をしていることがばれないように、応募したい会社への連絡などはエージェントの方で請け負ってくれます。

仕事を辞めてしまってからの活動であると、次が決まらないと焦ってしまいます。

焦って決めた次の会社には、もっと感情的な人がいるブラック企業であったということも起こり得ます

そのため、在職中にでも活動できるように、専門家の力を借りて、計画的にじっくり活動するようにしてください。

今現在、職場に異常に感情的な人がいて困っていることを相談すれば、次はどのような職場に転職するのが最適なのか、相談にのってくれます。

そのように、勢い任せの活動をせずに、戦略的に動くようにしましょう。


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