転職面接で毎回落ちる人の「話し方のクセ」傾向と対策

スキルも申し分なく、応募書類もしっかり作っているのに、なぜか毎回転職の面接に落ちてしまう人がいます。

面接は、採用側の面接官との会話をする時間です。

この会話の中で、話し方に変なクセがあるために悪印象を与えている人は、たとえスペックが高くても、採用されるのが難しくなります。

今回は、転職面接で何故か毎回落ちる人の話し方のクセと、改善法について解説します。

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話し方や会話術を再度見直そう

もし、書類選考は通るのに、面接で毎回落ちてしまうのなら、再度話し方や会話の仕方、面接での態度について見直してみましょう。

採用面接官とは、私たちが思っている以上に、話し方や態度などの第一印象に左右されて採否を決めているものです。

辣腕の面接官であれば、応募者の話し方や態度よりも「本当に自社に最適な人材であるか」といったことを見極めることができます。

しかし、そのような力量を持たない人が、即席の面接担当をしていることが結構あります。

本来なら合格してもよさそうな経歴を持つのになかなか面接が通らない人は、一度面接時の話し方を復習することで、選考に残ることができるかもしれません。

イラッとさせる口癖に注意

まずは基本の「口癖」を注意してみましょう。

面接を担当していると、口癖が変であるためにイラッとさせられてしまう人がいます。以下のような口癖がないか確認してみましょう。

あいづちが「えぇえぇえぇ」「はぃはぃはぃ」

会話の中であいづちを打つことは大事ですが、「えぇえぇえぇ」「はぃはぃはぃはぃ」とあいづちを打っている人は少し注意しましょう。

一生懸命さは伝わりますが、せっかちな印象を与えることと、何となく品がなく洗練されていない印象を与えます。

営業職や対人接客業などに応募している人は特に印象が悪いと思います。

あいづちは、うなづきながら落ち着いて「はい」「ええ」と、一度だけ小さく答えれば大丈夫です。

それだけで、真剣に聞いているということは伝わりますし、上品で落ち着いた印象を与えられます。

考えをまとめる時に「あのぉ」「そのぉ」が出る

言葉につまったときや、答えをひねり出す時間が欲しいときに「あのぉ」「そのぉ」と発言してしまう人がいます。

日常の会話であれば特に気にならない口癖ですが、面接のときは、「あのぉ」「そのぉ」は封印するようにしましょう。

考えをまとめているときに無言になるのは不安になるのはわかります。

しかし、面接担当者は、答えにつまっていても、長時間でなければ待っていてくれます。

むしろその間に「あのー」「そのー」と言っていると、「何だか頼りないな」「頭の回転が良くないかもしれないな」と感じてしまいます。

言葉に詰まっても、黙っていることで、マイナス印象を与えずに済みます

文頭に「いえ」「いや」「ていうか」など否定語を入れる

面接官が何かを質問したときに、「いえ」「いや」「ていうか」などの否定語を必ずつけて回答する人がいます。

「前職での〇〇のご経験とは具体的にどのようなことでしょうか?」

いや、前職では〇〇という部門に配属されておりましたので、そこで2年間ほど……」

というか、前職では〇〇を経験し……」

といった形で、回答にわざわざ否定語を入れる必要などないのに、話しはじめるときに無意識に言葉が出てしまうのです。

本人は全く無意識であり、文脈から何かを否定するつもりがないのはわかります。

しかし印象としては「何か不満がありそう」「相手のいうことを最初は否定する人物」になってしまいます。

文頭に否定語を入れてしまう癖がある人は、すべて「はい」「たしかに」などの肯定語に置き換えることをお勧めします。

「まぁ、そうですね」「ま、おっしゃる通りです」

相手の質問を肯定するときに、「まぁ」を返事代わりにするのも、とても悪印象です。

この口癖を持つ人は大変多いので、面接官側も慣れているとはいえ、言い方によっては「高飛車である」「上から目線である」と感じます。

さらに、「まぁ、そうですね」が与える印象として「すべて同意できないけど、だいたい合っています」といった感じです。

曖昧なところで妥協しやすい、意志の乏しい人柄にも思われます。

「まぁ」はすべて「はい」に置き換えることができるのではないでしょうか

「取りあえず」の頻発

「取りあえず応募しようと決意しました」「取りあえず資格を取ろうと頑張っています」と語る人がいます。

取りあえずの意味を知っていれば、絶対出てこないはずですので、まずはその意味を知り、面接ではあまり使わないようにするべきだと思います。

この言葉が入るとすべての行動が「真剣にやっていない」「深く考えずに行き当たりばったりで動きそう」という印象を与えてしまいます。

要約していないのに「要するに」

「要するに」が口癖になっていて、話を変えるときや言葉につまったときに「要するに」を挟む人がいます。

今まで話してきた内容を簡潔に要約してもう一度語りたいときに、「要するに」で前置きするのは問題ありません。

本来使うべき文脈で使う分には問題ないですが、全く要約された内容でもなく、全然違う話題に切り替わるときに使うと、聞いていてわけがわからなくなります。

要点がまとまっていないときに要するにを連発されると、「自分でも何を言っているのかよくわかっていないようだ」「言葉の使い方が浅い人だ」と思われることになります。

語尾が質問・確認調で、同意を強制する

「〇〇ということがありますよね?それで……したのですが、〇〇という事情があったんですよ?」と、自分の事情を話している最中であるのに、語尾を質問調にして毎回相手の同調を求めてくる話し方をする人がいます。

普段の会話であれば、「うん、それで?」と同調することもできますが、面接の場面でこれをされると、「普段の雑談と同じつもりなのだろうか」「自分の話を同調しながらしっかり聞けと強制されている気がして面倒くさい」と思われます。

おそらく、相手にきちんと伝わっているのか不安であったり、断言するのが怖かったりして、語尾を質問風にし、やわらかく話しているつもりであると思います。

しかし面接ではそういった気遣いこそ必要ありません。

自分の発言には自信を持って、断言していいのです。

相手の同調を得ようとしない方がずっと良い話し方になります。

「アッはい」「アッすみません」恐縮しすぎ

来社時から声をかけるたびに「アッはい」「アッありがとうございます、すみません」と恐縮してしまう応募者がいます。

最初だけであれば、緊張しているのだな、と微笑ましく感じますが、いざ面接が始まってもいつまでも恐縮したままであると、「不安症なのかな?」と心配になります。

特に、声をかけた瞬間に毎回驚いたように「アッ」と言われると、面接官側も落ち着かなくなります。

面接が緊張するのはわかりますが、誰も襲いかかってはきませんから、安心して堂々としましょう。

残念な話し方で印象ダウン

面接官をイラっとさせる口癖もありますが、話し方全体が残念な印象を与えてしまって、なかなか合格に結びつかない人もいます。

基本的に面接では、応募者の人柄や会話力、人間関係が上手く作れる素地があるかを確認されています。

その場面で、面接官との会話が成り立たない変なクセがあると、どれだけ業務的スキルを持っている人でも採用を躊躇してしまうのです。

口癖と共に、以下について確認してみましょう。

覚えてきたことを一方的に語る

面接が決まれば、誰もが志望動機や前職の退職理由などをどう答えるか考えていることでしょう。

それはとても大事なことですし、練習したとおりに話そうと頑張る意欲は相手の会社にも伝わります。

しかし、いかにも覚えてきたことを一気に話してしまうと、「会話ができなさそう」「コミュニケーションではなく、プレゼンテーションと勘違いしているのかな?」と思われます。

面接も含めて「会話」というのは、相手の知りたいことを聞きながら、そのときの相手にわかりやすく答えることです。

たしかに、自己PRや志望動機は、練習してきたことをすべて吐き出さないと不安になるものです。

言い忘れて後から後悔しないように、最後まで全部語りたいという気持ちもわかります。

しかし、そういった一方的な気持ちが、むしろ悪印象になってしまう可能性が高いのです。

聞かれたことを簡潔に、一つの質問に対して長くても30秒以内で回答しましょう。そして、面接官側にも何か話してもらう機会を設けましょう。

質問の腰を折る

相手が質問をしているときに、その質問の意図がわかると、早く答えたくて、相手の話の腰を折ってまで回答し始めることがあります。

人の話は最後までしっかり聞くというのが会話のマナーです。

腰を折られると、質問している側には不満がたまります。また、せっかちで勝気な印象を与えてしまいます。

結論がわからない(くどい)

ビジネスの世界では、会話はできるだけ「結論から先に述べる」というルールがあります。

しかし面接の場面では、どうしても自分が組み立てたストーリー通りに回答したいため、結論を後にしてしまいがちです。

人は相手の話を聞くときに、ある程度結論を推察して、その先のことを想像しながら聞きます。その方が楽に聞けるし頭に入りやすいからです。

結論がわからないままストーリーを語られても、いったい何を言いたいのかわからず、集中力が途切れて結局印象にも残りません。

せっかちな面接官だと「この人の話は長いしくどい。何がいいたいのかわからない」と内心で不採用を決意している人もいます。

そのため、質問には、まず結論から述べましょう

「はい、おっしゃるとおりです。というのも……」「いいえ、〇〇でした。実は私は前職では……」このような形で、まず質問に答えてから、おもむろに自分の意見を話すことです。

話すことに夢中で相手の話を聞かない

面接は、質問されたことに答えたりプレゼンテーションをしたりする場面ではありません。双方向のコミュニケーションの場面です。

話したいことをまとめておく必要はありますが、それだけに夢中になっていると、ついつい面接官が話していることを聞かず次に話すをことを考えてしまうことがあります。

そうなっていると、相槌を打つのを忘れて無表情でいたり、面接官の質問の意図がわからないまま自分の言いたいことを話し始めてしまったりします。

意外と面接担当者の中には、「自分が話したい」というタイプの人がいます。

そのため、面接官の話すことをしっかり聞いて相槌をうったり、熱心に質問をしたり、メモを取って確認したりすることで「この応募者はしっかり話しが聞けるコミュニケーション能力が高い人材だ」と思ってもらえることがあります。

「聞いている」というそぶりをしっかり見せることで面接官を乗せることができます。そうすると、印象が良くなって、選考に残してもらえるようになります。

修正してムダな「不採用」を防ごう

このように、相手をイラっとさせる口癖があったり、残念な話し方をしていたりすると、受かるはずの会社にも受かりません。

スキル不足で選考から漏れるなら諦めもつきますが、「口癖」「話し方」などで失敗するのは悔しいものです。

しかし意外にも、こういった理由で落とされている人がかなりいるのが現実です。特に一次面接は面接官の人物観察力が乏しいケースが多いため、第一印象で採否を決められてしまいます。

もし選考の初期段階で落とされている人は、口癖や話し方を修正するだけで、選考に残る確率が高まります

そのためにまずお勧めの方法は、自分の声を録音して聞いてみることです。

スマホアプリやボイスレコーダーで簡単に録音できますから、自分で自分の話し方を聞いてみましょう。

心理的抵抗のある方法ですが、これで8割は改善されます。

「自分はこんな変な口癖があったのか」と気づくだけで、必ず意識することができるようになるからです。

友人や家族に口癖を指摘してもらうという方法も、もちろん効果的です。

また、転職サイト(エージェント)のコンサルタントに相談すると、面接での話し方やテクニックを、より一層詳しく指導してくれます。

あなたに合った正しい話し方をマスターすることで、希望通りの転職ができるようになるはずです。


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